1. 相談の背景
元気なうちに遺言を作っておきたい・・・
数年前に奥様が他界し、都内で長男のBさん夫婦と同居しているAさん(70代)。
Aさんは自宅不動産の他に駐車場やマンションを所有しており、長女のCさんは、そのマンションで一人暮らしをしています。
Aさんは若々しくとてもお元気ですが、先祖代々引き継いできた自宅不動産の事や、病気がちな長女Cさんの事を考え、今のうちに遺言を作っておこうと考えました。
ところが、いざ遺言のことを調べてみると自分一人で作成するのはなかなか大変であると感じ、リーガル・フェイスに相談にいらっしゃいました。
2. 相談に対する弊所の対応
どのような遺言にすべきか・・・
起案から公証役場の手続きまでしっかりサポート!
まずはAさんのお話しを伺い、ご自身の財産やお子様方の状況などを改めて整理して考えて頂くことで、少しずつ遺言の具体的な方針を固めていきました。
Aさんは以下の財産を所有しています。
・自宅不動産(長男と同居中)
・駐車場
・マンション(長女が居住)
・預貯金
また、Aさんの主な希望は次のとおりです。
・先祖代々引き継いできた自宅不動産は、自分の死後も売却などはせずに守っていってほしい。
・病気がちの長女がもし思うように働けなくなっても、どうにか定期的な収入を確保させたい。
検討の結果、まず自宅不動産は現在同居しているしっかり者の長男Bさんに相続させる事にしました。
同居している長男が自宅を引き継ぐことにより、小規模宅地の特例(※1)が利用でき相続税対策も見込まれます。
※1 https://www.l-faith.com/service/sozoku/column/detail1597/
また、自宅と併せてお墓などの祭祀財産(※2)も長男Bさんに承継させ、不動産と家系を引き継いでもらう事にしました。
※2 https://www.l-faith.com/service/sozoku/column/detail2776/
長女Cさんには、病気がちでも経済的に安心して生活できるよう、現在居住しているマンションと、定期的な賃料収入が見込まれる駐車場を相続させることに決めました。
なお、預貯金については長男・長女で均等に相続させることに決めました。
さらに、相続手続きがスムーズにいくことを見込んで、遺言執行者(※3)に長男を指定しました。
※3 https://www.l-faith.com/service/sozoku/column/detail2799/
このようにAさんのお考えがまとまったので、この内容をもとに遺言文案を起案し、事前に公証役場とのやり取りも終え、公正証書遺言作成に至りました。
3. 結果
無事に遺言を作成でき、一安心!
公正証書遺言作成当日は、当事務所の所員2名が証人として公証役場に同席し、無事に手続きを終えることができました。
「自分の死後も子どもたちが幸せに暮らしてほしい」という想いのこもった遺言が出来上がり、Aさんはとても喜んでおられました。







