1. 相談の背景
HPをご覧になった方からお電話をいただき、相談を受けました。
HPをご覧になったご相続人様から、日本人の奥様がお亡くなりになったため、預貯金と証券のご相続手続きをご依頼されたいとのことでお問合せをいただき、ご相談を受けました。
お見えになったご主人は日本在住の外国籍の方で、奥様が遺された法務局保管の遺言書情報証明書を持参されました。
2. 相談に対する弊所の対応
残高証明書の取得、預貯金の解約及び証券の売却の手続きを進めました。
ご相続人であるご相談者様が外国籍であったことから、宣誓供述書等の書類が必要となるだろうかと思いましたが、金融機関に問い合わせたところ、遺言書情報証明書、除籍謄本、受遺者であるご相談者の印鑑証明書で足りました。
ネット系の金融機関ではあり得ることですが、遺言書情報証明書に記載された金融機関、証券会社の資料で、お手元に無いものもあったため、ご面談時に委任状を頂き、各金融機関から書類を取り寄せ、各会社の残高証明書を取得しました。
また、残高証明取得後、預貯金口座と証券口座の解約書類を取り寄せ、解約と売却の手続きを進めました。
3. 結果
無事、預貯金についての解約手続きと証券についての売却手続きが完了し、現金化することができました。
保有口座の数が多かったため、少し時間を要しましたが、無事、預貯金についての解約手続きと証券についての売却手続きが完了し、現金化することができました。
今回のように、手続きが必要な口座数が多いような場合は、併行して手続きが行えるよう、必要な書類を何セットか用意しておくと、スムーズに手続きが進みます。
戸籍については、法務局で事前に法定相続情報一覧図を何通か作っておくと便利で、かつ無料なので安く済みます。
また、株式などの金融商品については、価額の変動があり、現金化するタイミングによっては、評価額が下がってしまうということがありますので注意が必要です。
リーガル・フェイスではご相続人の代わりに相続手続きを行いますので、ご自身で手続きを行う時間的余裕が無い方は、弊所におまかせください。







