1. 相談の背景

お父様がお亡くなりになり遺言書を開封したところ・・・

お父様がお亡くなりになり、遺言書を開封してみたところ、ご相続財産であるご自宅の土地の記載はあったものの、お父様が持分で所有している私道の記載がされていませんでした。
このままだと、遺言書だけでは全ての財産の承継手続きができないと、ご長男様が大慌てでご相談にいらっしゃいました。

2. 相談に対する弊所の対応

相続登記おまかせプラン

遺言書には、ご自宅については不動産の登記事項証明書通りの記載で特定されており、ご長男様に相続させるという記載がございました。

しかしながら、私道についての記載はなく、ご相続人様皆様での遺産分割協議にて、私道の相続手続きをしなければいけなくなりました。

遺言書のみの手続きですと、取り揃える書類も少なく済みますが、遺産分割協議となるとそうはいきません。「全てをおまかせします」とのことでしたので、相続登記おまかせプランをお勧めし、ご依頼をいただきました。

3. 結果

私道も含めて全ての登記が速やかに完了しました

今回のお手続きでは、遺言書の思わぬ記載漏れにより、遺産分割協議書が必要となりました。

ご相続人様皆様のご署名ご捺印がスムーズに整えられ、ご長男様がホッとされているのが印象的でございました。

遺産分割協議書のほかに、様々な戸籍が必要となりましたが、こちらもスムーズに整えられ、私道を含めたご依頼の登記全てが速やかに完了いたしました。