
みなさんこんにちは。
「山と、できればロープウェイときれいなトイレと、近くに温泉があるから」山に登る、ゆる登山部のМです。
覚えていてくれたら嬉しいです。
さて、今回も条件に合った山を探し登山計画を立てた行き先は、福島県にある安達太良山。
しかし!!ここ最近ニュースを賑わしている熊被害…
10月末には雪も降りはじめている…
色々と怖いので安全第一のゆる登山部は迷いなく行き先変更!!笑
今回は茨城県の筑波山に登ってきました。
登山記録③
🗓️11月某日
⛰️筑波山
📍茨城県つくば市
📝基本情報
・茨城県つくば市北端にある標高877 mの山
・西側の男体山(標高871 m)と東側の女体山(標高877 m)の2峰からなる日本百名山のひとつ
・筑波嶺(つくばね)とも呼ばれ、百人一首にも詠まれている
筑波山は山そのものが御神体になっている関東屈指のパワースポット。
男体山に伊弉諾尊(いざなぎのみこと)、女体山に伊弉冉命(いざなみのみこと)を御祭神として祀ります。
この二柱は夫婦の神様なので、縁結びや夫婦和合にご利益があると言われています。
山頂までは大きく分けて御幸ヶ原(みゆきがはら)コースと白雲橋(しらくもばし)コースの2つがありますが、今回は御幸ヶ原コースを選択。
麓にある筑波山神社に登山の無事をお祈りしたあと、いざスタート!

~5分後~
あれ?何か思ってたのと違う…きついぞ…?
基本情報にも書きましたが筑波山は標高877mで日本百名山の中では最も低い山。
勝手に「難易度低い山」を想像してましたが、最初から岩ゴロゴロ、木の根うねうねであっという間に息が上がる名ばかりの登山部。

ちなみに筑波山はロープウェイとケーブルカーが通っており、山頂の直前まで楽々行けます。
御幸ヶ原コースはほぼケーブルカーに沿ったコースとなっていて、途中でケーブルカーのすれ違いポイントを見ることもできますよ。

休憩しつつのんびり登ってると「男女川(みなのがわ)」の看板を発見。
この付近は百人一首に詠まれた男女川の“源流付近”だそうです。
後からネットで調べたらちゃんと“源流”のポイントがあったらしい…行きたかった。
詠まれた歌は以下になります。
『筑波嶺の 峰より落つる男女川 恋ぞつもりて淵となりぬる』
(陽成院・13番)
現代語訳:
筑波山の峰から流れ落ちてくる男女川の細々とした流れが次第に深い淵となるように、あなたへの恋心も募り今では淵のように深くなってしまった

百人一首は半数近くの43句が恋の歌だそうです。
私流の超訳をしてみると、「片思いもつらかったけど両思いになってからのほうがつらい!」とか「好きな人いるって誰にも言ってないのに顔に出ててバレバレなの恥ず…」とか現代にも通ずるものがあっておもしろいですよ。
ちなみに前者は『逢ひ見ての のちの心にくらぶれば 昔はものを思はざりけり』(権中納言敦忠・43番)で、後者は『しのぶれど 色に出でにけり我が恋は ものや思ふと人の問ふまで』(平兼盛・40番)です。
※あくまでも私流の超訳なので、テストで不正解になっても責任は取りません。笑

↑男女川源流の近くでたまたま発見!!
登山記録が百人一首の話になってしまった…
そんなこんなで(?)1時間40分で登頂!!

…と思いきや、ここは男体山と女体山のちょうど中間地点にある御幸ヶ原という休憩スポット。
それぞれの山頂はもう少し先で、各15分程です。
まぁ、まずは腹ごしらえ🍴
御幸ヶ原には展望台、食事処、お土産屋さん、おしゃれなカフェまであって、ちょっとした町でした。笑

↑筑波山カレー
男体山と女体山を模したご飯は明太子パウダーで紅葉バージョン
春・夏には緑になるそうです(青のり使うのかな?)
腹ごしらえのあとで女体山、男体山へ登頂しました!
(ただ、女体山の一番景色がいいところは狭いうえにディ〇ニーか?ってくらい並んでたので諦めました…残念)
15分とはいえ、男体山までの道のりもなかなかハード…

↑伝われ…!この急角度!この岩!
男体山山頂からの景色もきれいでしたよ。

↑晴れてたら富士山やスカイツリーも見えるそうなんですけどね…
これはこれできれいでした
今回行けなかった安達太良山は「花の百名山」にも数えられているので、来年春あたりにリベンジしたいと思います!
それではまた👋

