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2024/01/19

新宿本店

ぶらり深大寺

2024年が始まり、早いものでもうひと月が過ぎようとしていますね。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

さて、1月初めに東京都調布市にある深大寺(じんだいじ)に初詣に行ってまいりました。

京王線調布駅からバスに揺られ15分。

終点「深大寺」で下車すればもう目の前です。

 

 

 

深大寺は奈良時代の733年(天平5年)に満功上人が開創したと伝えられており、

東京都内では浅草の浅草寺に次ぐ古刹。

比叡山の高僧であり、おみくじの元祖としても有名な元三大師(がんざんだいし)を

祀っています。

元三大師が鬼の姿となり疫病神を追い払った時の姿を写し取った「降魔札(ごうまふだ)」も

魔除けとして知られています。

 

本来、おみくじは自分で引いて吉凶に一喜一憂するものではなく、

 ① 僧侶に悩みを打ち明け

 ② どうすべきかの判断を元三大師にお伺いするために僧侶がおみくじを引き

 ③ その意味を解説してくれる

というのが正式な形なのだそうですよ。

今でも比叡山延暦寺では、上記の方法でおみくじを引いていただけるそうです。

 

ちなみに、深大寺のおみくじは「凶」が多いことで有名とのこと。

凶を引いた人が落ち込まないようにでしょうか、境内にも深大寺の公式ホームページにも

以下のような一文が…

 

“深大寺の「おみくじ」は古来のままなので、凶が多いことで有名です。

しかし「凶」は「吉」に好転する力を秘めています。

日本屈指の元三大師寺院である深大寺で「おみくじ」を引くことは、

まことに意味があるのです。”

 

…しっかりとフォローしてくれていますね。

 

凶が多いとはいえ、境内では『吉だった』や『やったぁ、大吉!』などの声が聞こえてきます。

それでは、私も引いてみましょう。

 

みくじ棒の入った六角形の筒箱をガラガラと振って、出てきたみくじ棒に書いてある数字と

同じ番号の引き出しから1枚取ります。

 

 

 

…………!?(そっと目を逸らす私)

 

「凶」は「吉」に好転しますから!ね!!

咄嗟に目を逸らしてしまいましたが、元三大師様のありがたいお言葉はしっかり受け取りましたよ。

 

 

気を取り直して、深大寺を散策しましょう!!

 

周辺にはお蕎麦屋さんやカフェ、土産物店などがあり、ゆっくり散策することができます。

深大寺は周辺の土壌が蕎麦の栽培に適していたことや豊富な湧き水に恵まれていたことから、

古くから蕎麦の名所として知られています。

 

 

 

いただいたのはその名も「深大寺そば」

白い…お蕎麦ってこんなに白かったっけ…?と思いつつひと口。

しっかりコシがあり、のど越しはつるつるとして、とてもおいしいお蕎麦でした!

(私の食レポではこれが限界ですが、本当においしかったですよ!)

 

少し調べてみると、深大寺そばは「一番粉」と呼ばれる部分を中心に使用しているため、

蕎麦の色が白っぽくなるとのこと。

蕎麦の実を製粉する際、外側からではなく柔らかい中心部から粉になっていくため、

最初に挽き出されるのは粉になりやすい胚乳の中心部=「一番粉」だそうです。

一番粉は、二番粉や三番粉(外殻に近い部分から挽き出された粉)が多く含まれた蕎麦に比べると

独特な香りや風味は少ないものの、甘みがありのど越しの良さや食感を楽しめる蕎麦です。

 

 

さて続いては、様々なお店が軒を連ねる中でも一際目を引くこちらのお店へ。

 

 

 

漫画『ゲゲゲの鬼太郎』でおなじみのキャラクター達がお出迎えしてくれます。

作者である水木しげるさんのゆかりの地と言えば幼少期を過ごした鳥取県境港市が有名ですが、

調布市は1959年(昭和34年)から50年以上暮らした、言わば第二の故郷なんです。

 

現在公開中の映画『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』の人気も相まって、とても賑わっていました。

今回は時間がなかったので入店は断念しましたが、お店の中はカフェやグッズショップ、

2階はギャラリーにもなっているそうですよ。

メニューを見ると「目玉おやじの栗ぜんざい」や「ぬり壁のみそおでん」などなど…

何とも魅力的!

また今度行く時には、じっくり楽しみたいと思います。

 

 

最後に、皆様が健康に過ごせますよう〈降魔札3Dステッカーお守り〉を貼っておきます!

 

 

 

最後までお付き合いいただきありがとうございました!

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