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2023/09/20

さいたま支店

賃貸からお引越しするときのポイント

こんにちは。司法書士法人リーガルフェイスの江藤です。

 

今年の5月に入社し、日々勉強しながら
マイホームご購入に関する大切な手続きに携わっております。

 

私事ではありますが、私自身も今月マイホームを購入しました。

 

今回は自身の経験と前職の知識を踏まえて
賃貸からお引越しされる際の忘れがちなチェックポイントを3つご紹介させていただきます。

〇お引越しが決まったら…


お引越しが決まったら、まずは賃貸借契約書を開きましょう。
入居された際に必ず1部貰っているはずですが、無くした場合は管理会社に言えば写しをもらえます。

①退去予告について


賃貸物件には必ず退去予告が定められています。
平均では1〜2ヶ月前の予告ですが、厳しいところだと3ヶ月前と規定されている事もあります。
退去予告より前に退去することは可能ですが、家賃はその間発生してしまいますので、お引越しが決まったら早めに解約通知書を出しましょう。

 

②火災保険について


部屋を借りる時、火災保険に必ず加入していますが、内容について深く理解しないまま、すすめられた保険に加入しているケースが多いのではないでしょうか。

火災保険は基本的に自身での解約手続きが必要となりますので、保険証券をよく確認し、忘れずに解約手続きを行いましょう。
(解約返戻金が払い戻しされるかも…!)

 

③残置物と設備について


入居時から設置されていた家具や電化製品について確認してみましょう。

設備:最初から住宅設備として設置されているもの
(例:エアコン、ウォシュレット、IHコンロ等)
→借主の過失でない故障・破損はオーナー負担にて修繕が可能です。
元から不具合があった場合は、退去立会日までに写真と状況を管理会社にメールしておくとスムーズに清算ができます。

残置物:貸主や前の借主が置いていったもの
(例:シーリング、カーテン、家具家電プレゼント等)
→ 設備でないためオーナーは修理や交換等の義務を負いません。
修繕だけでなく、処分に関する費用負担も借主にありますので、退去時に忘れず確認しましょう。

 

お引越しは煩雑な事務手続きがたくさんあり、げんなりする事もありますが
自分の状況に合わせて必要な手続きを調べ、忘れないように進めておきたいですね。

少し長くなりましたが、これからお引越しをされる方の参考になればと思います。

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