みなさん。毎日お仕事お疲れ様です。
福岡支店の日巻です。
今回は、私の住んでいる福岡県みやま市を紹介します。
福岡市から車で1時間ほど南へいったところにある人口およそ3万4000人の田舎町です。
基幹産業は農業。米、セロリ、みかん、なす、いちご、すももなどが有名です。
私の家付近の夜道の一人歩きは、女性だけでなく男性も危険。
理由は、イノシシとの遭遇率が高いから(涙)。
この記事を執筆している6月は、トラクターが道路を疾走しています。
これから田植えまで、地元住民は米作りに忙しい時期です。
田植えが終わったあとのみやま市は、緑豊かな田園風景が広がります。
美しい田園風景は地域に暮らす人々の労働の結晶です。
春から秋にかけては、とにかく、草との闘い。
自分の家・田畑はもちろん、農道などの公共スペースまで、
地域住民みんなで協力して、草刈作業をします。
先日も、休日の朝から、農業用水路の溝をさらいました。
普段は、あまり会話を交わす機会がない住民と
いっしょに作業すると、やはり地域に対する愛着が増します。
しかし、大変ではあります。
昔ながらの地域行事も多いです。
それに関係する様々な役が回ってきます。
出事(でごと)と呼んでますが、いわゆる地域の世話係です。
めんどくさそうと思われるかもしれませんが、
長い年月をかけて、築き上げたコミュケーションが基になっているので、
私自身にとっては、学ぶことが多いです。
昨年度は、防災委員として、防災マップの作成や初の防災訓練を行ったり、
また、イベントの世話係として参加者のお弁当の手配をしたり(汗)・・・。
やるべきことは多いですが、
皆さん、びっくりするほど協力していただけるので、充実感を味わうことができました。
現在、地域の行事を支えているのは高齢の方が多いです。
しかし、自分たちのやり方を押し付けるのではなく、
時代に合う方法を模索しながら、紡いできた地域の良いつながりを失わないように、
苦心されています。
私も、数年前から様々な役を担うようになっていますが、
参加してみると、その活動には頭が下がる思いばかりです。
せっかく田舎に住んでいるのだから、都会とは違う部分を大事にしながら、
毎日の暮らしをより良くしていきたいものです。
まあ、これから暑くなってくると、綺麗ごとばかりは言ってられませんが、
自分の住んでいる場所のことですから、一所懸命にやるしかないですね。
みなさんも、健康に気を付けて、お互いにこの夏を乗りきっていきましょう。
『福岡に来ることがあったら、みやま市に寄ってかんね!』