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衛生物語

 

リーガル・フェイスに入所してはや4ヶ月が経とうとしていた。

優しい先輩方に恵まれ、次第に事務所の空気にも慣れ、ようやくちょっとずつ事務所に馴染んできて・・・。

それはちょうど誰かが差し入れてくれたマフィンを頬張ろうとしていた昼下がりのことだった。

 


「あ、衛生委員会になったから頑張ってね☆(ブログ委員もね)」 との上長の優しいお声。

 

「衛生委員会・・・?」瞬時に過去の思い出が蘇る。

 

 

時は遡ること数十年前。

 


当時、小学5年生だった私は、体育館のステージの上に立っていた。


その日は生徒会への立候補者達が順番に演説を行う一大イベント


クラスの謎の組織票を集め、半強制的に立候補することになった私は、


数ある候補先委員の中から、「えいせいいいん長」を選択していた。

 


「えいせいいん長」を選んだ理由はもちろん、『なんかよくわからないけどかっこいい響き』だからである。


他の「美化委員」「図書委員」に比べ、やる事がはっきりしないぶん楽そうだ、というのも動機の一つであった。

 


そして、いよいよ立候補が決まってあれこれ公約を考える段階になった時、先生が言った。

 

 「衛生委員」というんは通常は風邪の予防やうがい手洗いば推進する係やけんね。

  せやけん来年の委員になったもんはトイレの改善ばテーマにして欲しいったい。」

 


この博多弁全開説明風命令は、私を含めた立候補者全員のテンションをガタ落ちにさせるには十分だった。

 

「トイレ・・・トイレ掃除・・・・手洗い・・・う~んどうしよう((+_+))」

 

いよいよ次が私の順番である。 ステージ脇では昭和の時代に必ずどの小学校にも一人はいた・・もとい・・熱血教師のK先生が腕を組んで監視している。

 

 

名前が呼ばれた。

壇上に立ち、全校生徒の視線を一斉に浴びた私は、思いのほか興奮してしまった

そして突如、ふと頭によぎった思いもよらぬ一言を口にしてしまったのである。

 

 

「学校のトイレを全部ウォシュレットにします。」

 

 

その後、全生徒から拍手喝采を浴び、ステージ裏で先生からゲンコッ・・・ではなく80年代独特の愛のあるスキンシップを食らったあの日。

 

 

結局圧倒的得票数により当選したものの辞退させられたあの日から、数十年経った今日。

 

何の運命のいたずらか。

 

 

時を越え、時代を超え、晴れて「えいせいいいん」に任命されたのだ。


衛生委員会とは・・・労働者の健康障害防止、健康の保持増進を図ることを目的とするもの(Wikipedia参照)

 

 

そうか、我々の事務所リーガル・フェイスは50人前後の職場だが、労働安全衛生法に基づき

きちんとこういう組織を作っていろいろ考えて行こうという事務所なんだ。

嬉しいような、誇らしいような気持ち

 

もう幼い頃のほろ苦い記憶は忘れよう。

過ちは繰り返さない。

リーガル・フェイスのトイレは全部ウォシュレットだし。

 






 

 

さて、その翌週は、いよいよ初めて衛生委員会に参加し、

予想外の展開になるのですが・・・

長くなったのでそこでのお話はまた次の機会に・・・

 

 

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