こんにちは、小谷です。
11月ももう終わりに近づいていますね。今年は暖かかったため、都内の紅葉は12月のようですね。
この時期になるとリーガル・フェイスに入所したばかりの頃を思い出します。
初めての就職、初めての東京、初めてのひとり暮らし…
全てが新しかったあの頃。
今日は私の入所時の話を聞いてください。
司法書士法人リーガル・フェイスは初めての就職先でした。
今だから笑い話ですが、失敗ばかりでした。
電車も乗れない、地名もわからない。
(逆方向の電車に乗ってしまい、焦って戻ろうとすると快速急行に乗ってしまう)
(「白山」を「しろやま」と読み周りを凍りつかせる)
忘れ物をする。
(しばらく机に「名刺、判子、預かり資料…」とメモを貼り指差し確認する)
メールを送ったつもりがエラーになっていた…
作った書類は間違いだらけ…
思い出しただけでちょっと変な汗が出ました。全然笑えません。
業務課に異動してからもミスばかりで、間違えるのが恐怖でした。
細かいところを気にしすぎて大事なところでミスをしてしまったり、要点が見えていなかったのだと思います。
仕事も遅く、何をやっているのか自分でわからない状態になっていました。
「間違えてもいいから、数をこなしてみよう」と言われてやっと、
「間違えてもいいところと、ダメなところがある」ということに気が付きました。
それからは人並み(よりもちょっと遅いくらい)に業務をこなせるようになり、
様々な案件や業者窓口等も任せてもらえるようになりました。
そのころから、課題はずっと「速さ」でした。
もともとのんびりとした性格というのもありますが、残業ばかりでどうすればいいのかわかりませんでした。
がむしゃらに速くやれば速くできると思っていました。
増える業務の中、作業が追い付かなくなり、「やらなきゃいけないことリスト」がいっぱいになり、
組込みや発送がどんどん溜まるようになりました。
タイ料理屋さんで「発送ができない(;_;)」と泣いたこともあります。
これは笑い話です。
仕事が速い人にアドバイスを聞いて、さらに落ち込んだりもしました。
その人は「タイムマネジメント」が重要と教えてくれたのですが、
そのころのわたしは教えてくれたことの、何ひとつできていなかったのです。
さらに泣きました。
わたしは、一つずつやってみることにしました。
ストップウォッチ機能を使い、それぞれの作業にかかる時間を計ってみたり、
とりあえず現時点で溜まっている作業の優先順位を決めてみたり。
いつどの決済があって、ここで○○しなくてはいけないから、△日前までにこれをする、という当たり前のことを意識しました。
途中でぐちゃぐちゃになって、できなくなることもありました。
「超速仕事術!」とか「本気のExcel」みたいなものも片っ端から読みました。
ショートカットキーも覚えました。
もちろんすぐにはできませんでしたが、調べながらやっていくうちに徐々にわかるようになりました。
どこのデータが参照されているのか全く分からずいらいらしてたことや、
どうしても入力した日付が数字になってしまっていらいらしていたことなどが、嘘のようにスッキリしました。
最近はまたのんびりとアマ●ンプライムばかり観てしまい、なかなか勉強もしなくなってしまいましたが、
初心に帰ってまた精進していきたいと思います!
今回のブログを通して思いました。本当に、感謝しかありません。
正直、めちゃめちゃ悩みました。こんな赤裸々な文章を載せていいのか、って。
このネタをわかってくれる人はいるのか、って。
でも、今回、自分自身とも真剣に向き合えました。その気持ちに、嘘はないです。
ほんまに、ありがとう。
(バチェラーシーズン4も楽しみですね!)