こんにちは
小澤です
記録的猛暑の続いた夏も終わり、9月になりました。
今だに雨混じりの残暑は続いてますが、それでもだいぶ過ごしやすくはなりました。
我が事務所も、月末は忙しくかなりバタバタするものの、月初に切り替わると緩やかな空気の中ゆっくり再始動し、
休憩時間はみんなでお昼を食べに行ったりといったいつもの景色が広がります。
今年の9月は新しく事務所に入所された方のランチミーティングが予定されており、
私も呼ばれていたので、どんなお話ができるかと非常にワクワクしてました。
そんな状況で迎えた8月末。週末とも重なり、その日は自宅でホッと一息です。
まずは朝から我が子と積み木遊び。私が念入りに積み上げた積み木の城を、
我が子が瞬時に破壊するというルーティン。まさにスクラップアンドビルド。
そんな中、お昼に近所に最近見つけたカレーを食べに行くことに決定。
よし!行こう!と我が子を抱き上げた瞬間…。
腰に違和感。
むむむ?これは?
5年前くらいにギックリ腰で痛めた箇所。どうしよう。念のため外出は控えるか?
いや、動ける。動けるぞ!動くんだ!そう!だって今日のランチのカレーはこれだぞ!?
こんなの中止にできるわけない。
動けるし。
カツ食べたいし。
ライスの上にキーマ乗ってるし!!!
というわけで違和感感じつつも無事カレーを食べて帰宅。
食事の後はもちろん運動。
我が子とハイハイ競争をします。
最初に我が子が逃げて、私が追いかけていったん追い抜くが最後は突き放される究極の出来レースです。
何度か繰り返した時に激痛。。。
・・・時が止まりました。
溢れ出る後悔。そしてそれを追いかけるように湧き上がってくる不安と恐怖。
もう二度と再会することはないと思っていたギックリ腰さんとの邂逅。
ギックリ腰になった事のない人にはわからないと思いますが、これが本当に辛い。とにかく動けないんです。
大げさでもなんでもなく、まずどこを動かせばいいかわからない。
ああ、人間って全ての動作において腰を使ってるんだなあ、っと実感できる瞬間です。
ギックリ腰で得られるものはたったこれだけです。後は地獄のみ・・・。
とにかく動いてみようと手を動かす→激痛
首を回す→激痛
足を動かす→論外
痛いからとりあえずベッドに、とか絶対無理です。
結局できることは、とにかく横になって、長い長い回復までの時をやり過ごすこと。
しかし、今はまさかのハイハイポーズ状態。
そしてそれをじーっと見つめる1歳2ヶ月の遊び盛りの我が息子。
状況としては最悪・・・。
「たーたぁ!なぁーなっなぃ!なぁ〜!」
(ほら!どうしたお父さん?次行くよ!はよ!)
※翻訳はイメージです
「・・・・・。」
(しゃべると腰が痛い。しゃべっても腰が痛くならないように口だけを動かすには…?)
「ふん〜。なぁーなっなぁ〜!とぅっとぅ〜」
(ふん!もう終わりか。じゃあ。。。。)
そう言って我が子が手を伸ばしたのはテレビのリモコン。
なんかいろいろぽちぽち押してる模様。
ふと見上げると、もともと付けっ放しだったテレビの、録画一覧画面が開いています。
選択したのは、
「NHK映像の世紀第4集ヒトラーの野望デジタルリマスター版」
うん。お父さんの1番好きなやつ。ちょうどいい、このポーズのまま鑑賞するか…。
その時、画面に無情に表示される文字列。
「この番組を削除しますか? はい いいえ」
やめてーーー!
それはいつ再放送されるかわからない絶対消してはダメなやつ!!!
さすがにこの痛みの中でもこれは動かざるを得ない!!
息子に向かってハイハイ再スタート!!!→超激痛!!
ダメだ動けない。
もうこれしかないと無我夢中で声を振り絞る。
「ちょーーーーだいっ!!!」
キョトンと見つめてくる我が息子。
「ちょーーーーーーーーーーーーだいっっ!」
しばらくして、そっと寄ってきてニコニコしながらリモコンを手渡してきた息子。
よかった。本当によかった。
かつて、
食べてたものを吐き出して渡してきた時も、
ゴミ箱から拾ってきたゴミ屑を渡された時も、
舐めまわした後の積み木を渡してきた時も、
どんなシチュエーションでも、
いつも続けてきた「ありがとう😊」+受け取ってからの「なでなで。」
まだ言葉はほとんど理解しないけども、父の渾身の「ちょうだい」に見事に反応してくれた。
受け取るのは激痛だけど、背に腹は代えられない。懸命に手を伸ばす→激痛
それでも負けずに一言
「ありがとうっっ!!!!」
動けるようになったらいっぱいナデナデしてあげるね。
そんなこんなで、ランチミーティングも欠席。
仕事も欠勤して皆様にご迷惑をおかけしました。
9月からはぎっくり腰が増える傾向にあるそうです。
皆さんもくれぐれもお気を付けください・・・・